光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

【トロント】日本の運転免許をオンタリオ州の運転免許に切り替える方法

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先日、日本の運転免許の切り替えをしてきました。トロント(オンタリオ州)では日本の免許証があれば、GもしくはG2というトロントの運転免許に無試験で切り替えが可能です(G2は日本での運転経験が二年以下の場合)。日本でいう仮免許にあたるG1免許を飛ばして取得が可能なので、日本の免許を持っているという方は検討してみてはいかがでしょうか。なおオンタリオ州では、免許切り替えをしても日本の免許は手元に戻ってきます(BC州等では没収されるそうなので注意しましょう)。

G, G1, G2とは

Gは制限の無い免許、G2は同乗者数はシートベルトの数以下、未成年者の場合の同乗者数(19歳以下1人まで)などに制限がつく免許となりますが、どちらの免許でも運転経験者の同乗無く単独の運転が可能です。一方、G1免許は4年以上の運転経験があるG免許保持者の同乗が必要となります。

G1からG2、G2からGへは、路上実技試験(G1 Road TestまたはG2 Road Test)に合格することで昇格可能です。G1、G2は取得から5年の有効期限があり、期限内に次の試験に合格しなければなりません。

日本の免許から切り替え

日本の免許があればGもしくはG2に、試験無しで切り替えが可能となります。どちらのライセンスへ切り替え可能かは日本での運転経験年数により、二年以内の場合はG2、それ以上の場合はGへの切り替えが可能です。

運転経験年数は免許証に記載されている取得日からの年数になります。従って失効や期限切れ更新等で免許を再発行した場合は、免許を初めて取得した年と異なってくるため、日付に注意する必要があります。二年以上立っていればG、それ以下の場合はG2への切り替えとなります。もう少しで取得から二年経過するという場合には、切り替え時期を少し延期するのも考えてみましょう。

私の場合、冬に期限切れ更新をしたため取得日が今年になっておりましたが、二年待つのは少し長かったため、今回のG2切り替えとなりました。従ってG2の期限が切れる5年以内にG試験を受ける必要があります。

免許切り替え方法

①自動車運転免許抜粋証明書の取得

まずトロントの日本領事館で自動車運転免許抜粋証明書を取得します。領事館へは以下のものを持って行きます。

  • 有効な日本の運転免許証
  • パスポート
  • 手数料($24)

手数料は現金が必要です。領事館ではまず申し込み用紙(窓口で渡されます)に必要事項を記入し窓口に渡します。運転免許とパスポートのコピーを取られて手数料を支払うと、「自動車運転免許抜粋証明書」の引換証が渡されます。一週間後に再度領事館へ行って証明書を受け取ります。

 ②運転免許センター(Driver and Vehicle Licence Issuing Offices)で切り替え手続き

自動車運転免許抜粋証明書を受け取ったら、運転免許センターで切り替えの手続きを行います。パスポートと日本の免許証も忘れずに持っていきます。

運転免許センターの場所は、領事館で地図案内を貰えるほか、自分で探していっても大丈夫です(こちらで場所の検索ができます)。土曜日も空いているオフィスがありますが、かなり込むので時間に余裕を持っていきましょう。参考のため、私の場合はノースヨークのVictoria Terrace Plaza(Victoria Terrace Plaza, 1448 Lawrence Ave E, Unit 15)に行きました。

受付で日本の免許を切り替えたいと伝えて、証明書、パスポート、免許を渡します(その場でコピーを取られます)。その後、番号券とコピーした書類を渡されて待機所に通されます。

番号が呼ばれたら窓口に行き、先程のコピーした書類を渡して、簡単な書類を記入、視力検査と写真撮影をその場でして、手数料($90)を支払えば手続きは完了です。仮免許証(紙)が貰えて、正式な免許が届くまではそれで運転することができます。

 ③運転免許が約1ヶ月で届く

手続きを終えて約1ヶ月で運転免許が届きます。有効期限はG、G2どちらも取得日から5年となります。

最後に

今回はトロント(オンタリオ州)における日本の運転免許からの切り替え方法について記事にしました。オンタリオ州では日本の免許があれば試験を受けずに免許切り替えが可能なので、運転したいという方以外にも、運転はしないけど身分証明書が欲しいという方にもおすすめです。とても簡単に取得できるので、是非取得してみてください。