カナダでラーメン屋のキッチンアルバイト
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カレッジに通っていた頃、一年ほどラーメン屋さんでキッチンのアルバイトをしていたことがあります。カナダの学生ビザはフルタイムの学生(語学学校はNG)であれば週二十時間まで働けるので、カレッジに入って慣れてきた頃にアルバイトを探しを開始。採用してもらえたのがトロントダウンタウン内にもあるラーメン屋さんでした。有名なラーメン屋さんで、私も個人的に何度も食べに行ったことがあります。
ここでしか働いたことがないので他は分からないのですが、カナダでのラーメン屋のキッチンアルバイトがどのようなものか、ざっくりとでも参考になれば幸いです。
職場環境
そこで働いていたのは日本人が多く、他にはアジア系の人(台湾人や中国人)やたまにカナダ人もいました。ワーホリの人が多かったですが、私と同じようにカレッジに通いながらという人がいました。店舗リーダーが日本人ではなかったので基本的に会話は英語でしたが、特に日本語が禁止というわけではなく日本人同士では日本語で普通に話していました。私自身アルバイト経験が無かったので初めはとても緊張しましたが、中はとても和気あいあいしていました。
仕事内容
ラーメン屋のキッチンでは主にヌードル、サイド、プレップ(Prep Cook)、ウォッシャー(Dishwasher)などの仕事があります。プレップというのは料理の下準備のことで、サイドメニューの下準備だったりチャーシューを切ったりが当たります。プレップはその日の分だけでなく数日分のものを一気に作ります。ヌードルは基本的に忙しいので、サイドメニューを作る人が手の空いたタイミングでプレップもすることが多かったです。ウォッシャーもお店が回っている時は引っ切り無しに洗い物が出ますが、時間がある時はプレップを手伝ったりという感じです。自分の持ち場はその日のメンバーや忙しさ等によって変わります。私は基本的に週末のディナーしか入らなかったのですが、キッチンは合計で3〜4人、新人がいる場合は4〜5人程度でした。毎日お店が閉まった後に清掃があり、全員で行います。
服装等
私のところではエプロンやバンダナ、Tシャツ等は仕事初日に支給されました。パンツは色だけ指定されて個人で準備。靴も自前で動きやすい靴を準備します。特にラーメン屋のキッチンは汚れやすいので、私も安めのパンツと靴を仕事専用に買いました。お店に行くときの服装は特に決まっていません。仕事中、私物のカバンやジャケット等は休憩室に置いておけます。
休憩
休憩時間は15分〜60分程度で、その日の勤務時間によって変化します。交代で休憩に入って、休憩中はまかない用に保存してあるサイドメニューやライスを食べることができました。ラーメンは食べられませんが、割引価格で買って食べることもできます。トイレ休憩は特に決まっていないので自由に行けました。スタッフの休憩室(着替え等をする場所)で休むほか、休憩時間が長い場合は外に出て何か食べに行く人も多かったです。
給料
給料は口座振り込みで、それ以外にチップ(Tip)が現金で支給されます(キッチンの場合は約$4〜5/h程度)。サーバーの場合はもう少し貰えていたようです。バーやレストラン等だともっと貰える所もありますが、ラーメン屋さんは客単価もあまり高くないこともありそこまで大きな額ではありません。ただそれでも、基本給に上乗せなのでチップの存在はかなり大かったですね。フルタイムで毎日働いている人だとチップだけで生活できる人もいたみたいです。
最後に
今回は私が以前働いていたカナダのラーメン屋のアルバイトついて書いてみました。今回この記事を書いたのは、先日久しぶりに餃子を作っていたら思い出したからです(^^) 全く同じやり方で作ったんですが、焼いてる途中で皮がボロボロになって上手くできなかった・・・泣 でも味は美味しかったです!フライパンとか火力の問題かもしれませんが、また挑戦してみたいと思います。