光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

「I am sorry」の日本語訳

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カナダで留学していると日本語を聞かれることが良くあります。最近返答に困ってしまったのが「I am sorry」の日本語訳(謝るほう)です。普通に考えると「ごめんなさい」なのかなと思うのですが、「すみません」も外れではない気がします。

大人社会、例えば職場などで「ごめんなさい」と言う状況を想像してみると、あまり言わないような気も・・・。どちらかというと「すみません」のほうが言う機会があるきがします。逆に子供が親に叱られたり、生徒が先生に注意されて謝っているみたいな状況だと「ごめんなさい」でも良いかなと思います。そもそも、良く良く考えると私自身日本語でも「ごめんなさい」と「すみません」の違いを上手く説明できない(!)ので、状況によって言い方が変わるとか、相手の立場によって・・・みたいな感じで、うやむやに回答してしまっています。

あと相手の立場によっても、例えば友達であれば「ごめんなさい」が「ごめん」になったりしますよね。また末尾に"ね"を付けて「ごめんね」とするとより優しい印象になったり、ちょっとした違いで受け取る印象もガラッと変わります。そして仮に「ね」って何?と聞かれても上手く答えられません。

日本人であれば相手との関係や文脈、状況によって同じ意味でも意識せず使い分けられますが、それをいちいち海外の人に説明するのは冗長になるし、ただの雑談でそこまでの説明を求められていない気もします。でもやっぱり日本語に初めて触れる人にとって、「ごめんなさい」と「すみません」だと大分聞こえ方が違いますよねきっと。違いを上手く説明できないのがもどかしい・・・。

そのようなわけで、言語を違う国の人に教えるって凄く難しいと感じたお話でした。一対一の関係があれば良いのですが、残念ながらそういった言葉はまずありません。

取り留めのない話になってしまいすみません!