IELTSライティングの解き方・コツ(タスク2) (執筆途中)
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IELTSライティングのタスク2について、私なりに解法やポイントを説明したいと思います(STEP2以降は執筆中です)。タスク1はこちら。
IELTSライティング タスク2(文字数:250字以上)
ライティングのタスク2はタスク1とは異なり、与えられたトピックについて自分の立場、意見を述べるエッセイを書きます。扱われるトピックとしては、環境問題、教育問題、エネルギー問題など多岐にわたりますが、専門知識は必要なく、あくまで自分の立場を論理的に述べられるかがポイントとなります。タスク1と同様、文字数が規定に達しないと大きく減点となるので、必ず250字以上書くようにします。
タスク2の点数配分はタスク1の2倍あるので(2:1の配分)、掛ける時間も60分のうち最低40分は掛けたほうが良いでしょう。目安となる時間配分を下記に乗せておきます。ただ個人差はあると思うので各々で調節してください。
STEP1 問題文を読む+計画を立てる(5分)
STEP2 書く(30分)
STEP3 手直しする(5分)
各ステップについて、以下で説明していきます。
STEP1 問題文を読む+計画を立てる(5分)
タスク2で非常に大切なのが、問題文をよく読むことです。問われている事にしっかり答えないと、採点項目のtask reponse(タスク達成度)が大きく減点されてしまいます。議論(Discuss)するのか、賛成・反対の立場を述べるのか(agree/disagree)、良い点・悪い点を述べるのか(advantages/disadvantages)など、問題文の一番最後の行に質問が書かれているのでよく確認しましょう。問題文は二回読む、くらいの気持ちで良いと思います。それくらい重要になります。
タスク2の問題タイプは多岐に渡りますが、概要の記事で述べたように主に次のような問題が多いです。
①ある議論について自分の意見を述べる問題(Discuss)
②良い点と悪い点を述べる問題(advantages and disadvantages)
③賛成か反対かを述べる問題(agree or disagree)
④問題の原因、結果、解決策等を述べる問題(causes、effects、solutions)
各タイプごとに答えるべきことが違ってくるので、それぞれ次で説明していきます。
①ある議論について自分の意見を述べる問題(Discuss)
このタイプの問題では、問題文の最後に次のようなことが書かれています。
Discuss Both these points and give your own opinion.
Bothという単語からも分かる通り、両方の立場について議論した上で、自分の立場を明確にする必要があります。Bothという言葉が無い場合もありますが、Discussと問われている場合は両者の立場を論じる必要がある、という事を覚えておきましょう。
文の構成は、次のような形が一般的です。
intro リード文+自分の意見
P1 一方の立場で論じる(支持する項目を2~3点)
P2 対立する立場で論じる(支持する項目を2~3点)
Conclusion 自分の意見をもう一度述べる
introではリード文のほかに、自分の立場を示しておく必要があります。これは採点者が読んでいる最中迷子にならないよう、自分の立場を先に理解させた上で続きの議論を読んでもらうためです。採点者が人である以上、分かりやすい文章にする事は非常に大切です。また後で述べますが、IやWeなどの一人称は使わずに自分の意見を述べる表現を幾つか覚えておきましょう。
P1とP2では各立場を支持する項目をそれぞれ2~3点ずつ挙げるようにします。自分の意見に応じて、数と量のバランスを考えると良いです。最後のConclusionでは自分の意見を再度述べて結論としますが、introとは異なる表現を使う(同じ文章を繰り返さない)ようにします。
②良い点と悪い点を述べる問題(advantages and disadvantages)
このタイプの問題では、問題文の最後に次のようなことが書かれています。
What are the advantages and disadvantages of such a system?
ここで問われているのはandから分かるように利点と不利な点の両方なので、両方について2~3個ずつ例を挙げておきます。たまに片方だけ(advantagesのみ等)問われる事もあるので、問題はよく読むようにしましょう。
文の構成は、次のような形が良いでしょう。
intro リード文+誘導文
P1 利点(2~3点)
P2 不利な点(2~3点)
Conclusion 自分の意見を述べる
このタイプの問題では、introで自分の意見を述べなくても大丈夫です(書いてもOKです)。これから利点と不利な点を挙げていきますよ、という事が採点者に伝わる様な誘導文を最後に書いておきます。P1とP2は利点と不利な点を2~3点ずつ挙げます。ここでも自分の意見に応じて分量のバランスは考えるようにします。Conclusionでは自分の意見を述べる必要がありますが、必ずしもどちらかの立場に寄る必要は無く、利点と不利な点を同等に扱ってしまってもOKです。
③賛成か反対かを述べる問題(agree or disagree)
このタイプの問題では、問題文の最後に次のようなことが書かれています。
To what extent do you agree or disagree?
この問題では「あなたはどの程度、賛成もしくは反対か」と問われているので、立場としては「100%賛成」、「100%反対」、「中間」の3つとなります(中間にも幅がありますが、どちらともいえるという曖昧な立場が分かりやすいです)。
//続きは近いうちに更新します、すみません(-_-;)