光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

【50記事達成!】今後のブログの方針を読者層から考えてみます

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光です。いつもブログを見て頂き、どうもありがとうございます。

本記事をもって、おかげさまで50記事目に到達することができました。12月にseesaaブログを初めてトータル3か月が経ち、ブログのある生活にもだいぶ慣れてきた気がします。お返しが中々出来なくて申し訳ないのですが、皆さんの読者登録やブックマーク登録、スター等にはいつも元気付けられ、ブログを続ける非常に良いモチベーションとなっています。本当に有り難うございます。

ブログの内容について

さて50記事目ということで、今までこのブログではカナダ情報を中心に、IELTSや英語のことを記事にしてきましたが、このブログを読んで頂いている方の事を考えると、少し軌道修正が必要な気がしてきましたので、ブログの方向性を見直そうと思っている所です。ただガラッと変えると私自身が順応できないのと、今までの更新だからこそフォローして頂いた方も少なからず居ると思うので、ちょっとずつ変えていきたいと考えています。

現時点考えている事について、下記にまとめてみました。かなり長いので、結論を急ぎたい方は「今後のブログの方針」をご確認ください。

ブログ読者の国別比率について

冒頭にも述べたように、現在このブログはカナダ情報と英語の情報が中心となっています。ではここでどのような人が本ブログに来ているのか考えてみます。

グーグルアナリティクスの分析によると、このブログに来ている方は、80%が日本から、15%がカナダから、5%がそれ以外からのアクセスとなっています。そこでまず、このブログのターゲット層の中心と考えていた15%のカナダからの読者を考えてみることにします。

カナダからの読者

カナダの方の流入経路をみると、7割がグーグルやyahooなどの検索からで、あとはブログ村からの流入がほとんどとなっています。ではどういったページが良く読まれているかと言うと、カナダからの検索流入で、過去一ヵ月の間に良く読まれた上位ページは次のようになります。()内の数字は全体の割合を示しています。

1位 【観光】ブリティッシュコロンビア大学(UBC)のキャンパスを見学 (15%)
2位 【観光】シーモアマウンテンでハイキング (14%)
3位 バンクーバーにある有名ハンバーガーチェーン店 (11%)
4位 【観光】日系移民の村スティーブストン (6%)
5位 IELTS試験の流れ・日程 (6%)

以下20位までを見ても、観光タグがついている、もしくはバンクーバー関連のページが半分以上(11ページ)となっています。ブログ村からの流入もだいたい同じ位です。もちろん検索順位の関係もあるので一概には言えませんが、少なくとも狙っている層の方に読んで頂いているのかなと思います。

ではそのボリュームはどうなっているでしょう。在カナダ日本大使館の情報によると、現在カナダ在住の邦人は約6万人。そのうち、バンクーバーのあるBC州に住んでいる人は約3万人いるそうです。

次にカナダに住んでいて、こういった観光情報を求める人はどんな人かを考えます。おそらく永住権を取っている人や、長年住んでいる様な人は既に知っている情報も多いと思うのであまり検索はされないでしょう。となると、必然的にワーホリや学生ビザで留学を始めた人が本ブログのメインターゲットになると思われます(バンクーバー旅行者も少しは居るかもしれませんが、パック旅行が多いのではないでしょうか)。

現在カナダではワーホリで毎年6500人の方が留学をスタートしています。観光ビザや学生ビザで留学している層がどれ位居るかは分かりませんが、ざっくり毎年10000人の方が新しくカナダで留学をスタートしていると考えます。するとグーグルサーチコンソールの平均クリック率(5%)と、バンクーバータグのついた現在の記事数(17記事)から、一年間に検索から当サイトのバンクーバー関連の記事を見てくれるであろうカナダ在住の方は、

年間アクセス期待値(fromカナダ)=10000(毎年の留学生)×30000/60000(BC州の人口)×5%(クリック率)×17(バンクーバー関連記事数)= 4250回

とざっくり計算ができます。もちろん上の式は、全ての留学生が各記事のキーワードを一回ずつ検索して検索一覧に表示させたことが前提なので、現実はもっと少なくなると思われます。サイト順位が上がったり、バンクーバー関連の記事数が増えれば違ってくるとは思いますが、絶対数を考えると10倍とか20倍にはならないと予想できます。次に行くトロントで同じように記事を書いたとしても、多くて2~3倍が限界かなという所です。

日本からの読者

それでは80%の日本人読者の方はどうなっているでしょう。流入経路を見ると、4割がはてブリンクやブログ村から、もう4割が検索から、残りの2割がそれ以外(ブックマークから直入、ソーシャルなど)からとなっています。ここでもカナダと同様、検索流入4割の方が求めている情報を考えてみます。検索から読まれている上位ページは以下の通りです。()内は同様に検索流入全体の割合です。

1位 【観光】ブリティッシュコロンビア大学(UBC)のキャンパスを見学 (7%)
2位 嫌韓の風潮 ~留学で見えてきたこと~ (6%)
3位 語学留学のプレイスメントテスト(Placement Test)について (4%)
4位 IELTSリーディングの解き方(スキミング、スキャニング、パラグラフリーディング) (4%)
5位 英語の多読と精読について個人的に思うところ (4%)

カナダとはうって変わり、上位20ページを見てもバンクーバータグのついた記事はわずか3記事しかありません。UBCの検索が多いのはおそらく留学を考えている方が居る為と思われますが、それ以外のページは、日本から検索している人がほとんどいないことが分かります。逆にどういった情報が求められているかというと、IELTSや英語、また留学全般に関する記事へのアクセスが多い事が分かりました。

本ブログのリピーターが求める記事

上で述べた検索流入の多くは新規の方と考えられるので、続いてリピーターの方について考えてみます。現在このブログはリピーターの方が55%、新規の方が45%いらっしゃいます。カナダからの読者の7割が検索流入(≒新規比率)という事と、ブログ全体の国別比率から考えると、本ブログを継続して読んで頂いている方のほとんどは日本の方といえます。ではそういった日本の方が求めている情報は何かということですが、過去このブログを読者登録して頂いたタイミングが多かったのは、次の二つの記事でした。

はてなブログを始めて一ヵ月が経ちました
ついつい使ってしまう北海道の方言10選

特に一つ目の記事は考えていた以上の反響があって、書いたタイミングで読者数の数が一気に10人以上増えました。二つ目の記事もはてなブログの注目記事に載せて頂いた事もあり、そこでも読者が増えました。

そういったタイミングで読者になって頂いた方が多いということは、そういった記事に需要があるという事、そして私が今後そういう記事を書いてくれることを期待して読者になってくれた、と解釈できます。逆に裏を返すと、そのような読者の方にとってはカナダや英語の情報はあまり必要が無い(もしくは少なくとも本意ではない)という事になるかと思います。 

今後のブログの方針

以上の分析から、このブログの今後の方針を考えてみます。このブログのもともとの出発点は、カナダの情報と、留学や英語のノウハウを発信していきたいという所です。まず私の気持ちとして、この点については現時点変えたくないと思っています。特にカナダ情報については、絶対数は少ないながらもそれらの記事に情報を求めに訪れてくれる方がいるという事実と、私自身のこれらの情報を発信していきたいという正直な気持ち、ブログの根幹となるモチベーションにあたるこの部分は、今後も大切にしていきたいと思っています。

またそれ以外にも、本ブログを継続して読んで頂いている方には、今までの記事の積み重ねがあったからこそ、フォロー頂いている方もいるかと思います。カナダ情報を純粋に楽しんで頂いている方もいるかもしれません。そういった方にとっては、ブログの方針を大きく変えるという事は、このブログに抱いている期待を裏切ってしまう事に繋がりかねません。そういった面からも、ブログの基本部分は変えずに継続していく予定です。

ただ今回の分析で読者の方がこのブログに期待している事がだいぶ分かってきました。現状に出来るだけ即した形で、そういった期待に応えていく最善の方法としては、書く記事の比率を少しずつ変えていくのがベストかなと思っています。具体的には、カナダ情報はほんの少し控え目にして、もう少し自分が普段思っている事や気持ちを前面に出した、主観的な記事を増やしていきたいと思っています。自分の考えていることを文章にするというのは結構恥ずかしくて、皆さんの心に響く文章が書けるかは正直自信がありません。でもそういった記事を求めている人が少なからずいると分かったからには、無理しない範囲で、出来るだけ期待に沿ったブログ運営をしていきたいと考えています。

最後に

色々書いていたらとんでもなく長い文章になってしまいました(^_^;) 

以前に比べて、検索から来て頂ける方がかなり増えました。また日々のアクセスも、ブログを始めた当初とは比較にならないほど増えました。自分の好きな事を好きなように書いていく、というのもブログの一つの形だとは思うのですが、もっと多くの人に読んでもらいたい、読んでいる人の期待に応えたいと思うと、どうしても読み手の立場に立ったコンテンツ作りが必要となってきます。

このブログの読み手は上で述べたように8割が日本の方です。この方達はどういった内容を求めてこのブログに来ているのだろうと考えた時に、今のブログコンテンツは果たして満足いくものになっているだろうかと疑問になり、50記事目の良い節目にあたり、ブログの方針をもう一度見直してみました。

ブログを読んで頂いている皆さんには本当に感謝しています。そして自分の書いた記事が誰かに読まれ、誰かの役に立ったり心を動かす事のできるブログメディアの可能性や魅力を改めて再認識しています。50記事というとまだまだ駆け出しですが、少しずつ成長していけたらなと思っています。

それでは引き続き宜しくお願いいたします。