光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

コロナ禍でのカナダ永住権取得

お久しぶりです。前回の記事からまさかの二年が経ってしまいました。

まず私の現状についてですが、カナダのトロントで会社員として働き始めて約二年半が経ちました。カレッジ時代にCo-opで働いていたところにそのまま採用して頂き、現在も続けております。コロナで就職が難しいという話も聞いているので、とても運が良かったのだと思います。

職種はIT系。コロナの影響で2020年の4月頃からずっとWFH(ワーキングフロムホーム)で会社には以降一度も足を運んでおりません。コロナ前はリモートで働くなんて想像もできませんでしたが、現在ではかなり慣れました。通勤時間が無くなったので、その時間で他の事ができるのでとても良いですね。カナダも段々と元の生活に戻りつつあり以前のような生活に戻れるか少し不安ですが、少しずつ慣らしていきたいです。

 

そしてタイトルにもありますが、ついに念願だったカナダの永住権を取得できました。カナダ政府が移民者を増やしているという背景もあってか、申請開始から半年での取得となりました。

申請はエージェントの方におまかせして私は必要書類集めに没頭。提出書類には日本の会社の退職証明や源泉徴収書(給与証明)などが含まれており、退職以来初めて会社に連絡。初回は国際電話で概要を説明、その後はメールのみでのやり取りでしたが、人事の方にも親切に対応して頂き、全ての書類を滞りなく揃えることができました。

大学の成績証明書や卒業証明は2019年に日本に帰国した際に英語版を取得しておいたものを提出。IELTSもGeneralを3回受験し、最終スコアはR8.0, L8.0, W6.5, S6.0のoverall7でした。無犯罪証明は日本の領事館から申請して日本からカナダへ郵送。ほかにもWES(World Education Service)で日本の学歴査定をしてもらったりといくつか書類がありましたが、コロナ禍の中一度も日本に帰国することなく申請そして取得することができました。

日本の会社を退職してから足掛け約6年。語学留学からのカレッジ進学、現地就職を経てのカナダ永住権取得はカナダ留学を始めた大きな目標だったので、とても感慨深いものがあります。今後はここトロントで、どこまで自分の力が通用するか精一杯頑張っていきたいです。

最後にコロナについて。コロナの影響で日本には長いこと帰国できていません。会社に勤めていると、日本帰国後の約二週間の隔離期間が長く、実家も車で行ける場所にないのでなかなか厳しい所です。最後に日本を訪れたのが2019年の年末。あの頃はコロナ流行の本当に初期段階で日本での感染者もほぼなく、このようなことになるとは夢にも思わない状況。その後カナダに帰ってきてすぐに世界規模で深刻化。約二年経ってもなお終わりが見えない状況でとてもつらいところです。両親や親戚にも会えていないので、コロナが早く収まってまた以前のように自由に行き来できるような世界になってほしいと強く願っております。

【トロント】日本の運転免許をオンタリオ州の運転免許に切り替える方法

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先日、日本の運転免許の切り替えをしてきました。トロント(オンタリオ州)では日本の免許証があれば、GもしくはG2というトロントの運転免許に無試験で切り替えが可能です(G2は日本での運転経験が二年以下の場合)。日本でいう仮免許にあたるG1免許を飛ばして取得が可能なので、日本の免許を持っているという方は検討してみてはいかがでしょうか。なおオンタリオ州では、免許切り替えをしても日本の免許は手元に戻ってきます(BC州等では没収されるそうなので注意しましょう)。

  • G, G1, G2とは
  • 日本の免許から切り替え
  • 免許切り替え方法
    • ①自動車運転免許抜粋証明書の取得
    •  ②運転免許センター(Driver and Vehicle Licence Issuing Offices)で切り替え手続き
    •  ③運転免許が約1ヶ月で届く
  • 最後に
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【カナダ】ポスグラビザ(Post Graduate Work Permit)の申請方法

先日、ポスグラワークビザ(Post Graduate Work Permit)の申請が許可されました。申請したのが5月末だったので、約3か月半近くかかりましたが無事に許可されて安心しました。二年間のカレッジコースだったので、ワークビザの期間は2022年までの3年間(許可された日付から3年)。長いようで短いので、次のステップに向けて気持ちを新たにまた頑張っていきたいと思います。 

以前上の記事でカレッジ卒業してから就職するまでの流れを書いたので、今回はポスグラビザの申請方法について具体的に書いていきたいと思います。

  • ポスグラワークビザの申請方法
  • 提出書類の準備
  • 最後に
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カナダでラーメン屋のキッチンアルバイト

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カレッジに通っていた頃、一年ほどラーメン屋さんでキッチンのアルバイトをしていたことがあります。カナダの学生ビザはフルタイムの学生(語学学校はNG)であれば週二十時間まで働けるので、カレッジに入って慣れてきた頃にアルバイトを探しを開始。採用してもらえたのがトロントダウンタウン内にもあるラーメン屋さんでした。有名なラーメン屋さんで、私も個人的に何度も食べに行ったことがあります。

ここでしか働いたことがないので他は分からないのですが、カナダでのラーメン屋のキッチンアルバイトがどのようなものか、ざっくりとでも参考になれば幸いです。

  • 職場環境
  • 仕事内容
  • 服装等
  • 休憩
  • 給料
  • 最後に
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【おすすめ】スマホで簡単スキャンアプリ 写真からも可能(CamScanner)

ビザの申請書類の準備や保険申請時の診断書など、紙をスキャンして電子データにしたい事が結構あるかと思います。カナダはコンビニも少なく、学校や図書館のスキャナーを借りるのも一手間なので、できれば自宅とかで簡単にスキャンできれば便利ですよね。今回は手元のスマホで簡単かつ綺麗にスキャンできるアプリを紹介したいと思います。個人的にとてもおすすめです。

  • CamScanner
  • 使い方
  • 最後に
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【カナダ】カレッジ卒業から現地就職するまでの流れ

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以前Co-opで働いていた会社にフルタイムとして雇ってもらえることになり、先週から働き始めました。

4月に卒業して正直ここまですんなりと就職先が決まるとは思っていなかったので、とても幸運に思っています。カナダは日本と違って新卒の一斉採用のようなものはなく、必要に応じてポジション毎に募集をかけています。また経験重視で各ポジションでは即戦力としての人材が求められます。従ってカナダの学生は学校にいる間にインターンやCo-op等で経験を積み、卒業後の就職に繋げる人が多くなっています。私自身も一年間のCo-op期間で色々経験を積むことができたので今回の採用に繋げることができました。

今回の記事では、カレッジ卒業から仕事を実際に始めるまでの流れをまとめておきたいと思います。

  • カレッジ卒業から仕事を始めるまでの流れ
  • まとめ
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カナダの銀行のSevice Charge(手数料)に要注意(CIBCの場合)

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CIBCの銀行口座を最近使っていなかったのですが、ふとオンラインバンクを見てみるとService Charge(サービスチャージ)というTransaction(トランザクション)で毎月月末に$3.90が引かれていることに気が付きました。これは手数料のようですが、使っていない口座で引かれているのも勿体無いので少し調べてみました。

  • CIBCベーシックアカウントの手数料
  • まとめ
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【カナダ】学生ビザ・Co-opビザ・ポスグラビザ 特徴と違い

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先日カレッジを卒業し、現在はポスグラビザ(Post-Graduation Work Permit)を申請しています。私はカレッジで勉強するにあたり、今回のポスグラビザのほかに学生ビザ(Study Permit)、そしてCo-opビザ(Work Permit)の計3つのビザを取得(申請)しました。今回は良い機会なので、各ビザの特徴と違いを簡単にまとめておきたいと思います。

  • 学生ビザ(Study Permit)
  • Co-opビザ(Work Permit)
  • ポスグラビザ(Post-Graduation Work Permit)
  • まとめ
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カナダ・カレッジ卒業にあたって

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今週でカレッジを卒業しました。正確には卒業セレモニーがあるようなので卒業とは少し違いますが、今セメスター(学期)の授業が全て終わり、今は最終的なグレード(成績)が出るのを待っている状態です。

2016年にトロントへ来てから約3年。そのうちCo-opで一年間働いてたので学校で授業を受けたのは約2年間でしたが、とても充実した学校生活を送れたように思います。長かったようで、セメスターの間は課題やテストに追われていたこともあり、体感としてはとても短かった気がします。入学の合同オリエンテーション時の不安と期待が入り混じった気持ちを、まるで昨日の出来事のように思い出します。

カレッジ入学前と比べて成長できたかというと正直まだ実感できません。ただ日本に居た頃には考えられなかったような出会いや体験ができ、また多くのことを学ばせてもらいました。人並みですが、この3年間で物事に対する考え方や価値観はとても大きく変わったように思います。外国人や英語に対する抵抗感が無くなったり、海外で仕事に就くことも決して夢物語ではないことが実感できるようになりました。数えきれない位あって個人的に苦手だった英語でのディスカッションやプレゼン、レポート等も、完璧ではないですが大分形になるようなりました。グループワークやグループプロジェクトでは、メンバーとしてだけではなく、リーダーとしての責任や振る舞い方なども実体験として学ぶことができました。あとは授業中、先生の説明で重要な所と手を抜いても良い所などが感覚として分かるようになりました(!)

30代の3年間というと決して短い期間ではないですが、私自身はカナダに留学し、カレッジで勉強したいと思った当時の自分の選択にはとても満足しています。本当に来て良かったと心から言えます。

少し話しが変わりますが、この「光のカナダ留学blog」を始めたのは2015年12月になります。ちょうどバンクーバーでの語学留学が終わり、トロントでのカレッジ入学を準備し始めた時期でした。カレッジの入学にIELTS6.5が必要で、バンクーバー留学終了直前の12月頭になんとか取得。順風満帆ではないですが 自分の中で一つの達成感があり、次のカレッジ秋入学まで少し時間があったのでこのブログを始めました。あの当時はカレッジで勉強できるという期待と、将来に対する漠然とした不安が半々でしたが、たった一度きりの人生、私自身の一つの軌跡としてどこかにしっかり残しておきたい、また私と同じようにカナダ留学をしている・目指す人の助けになればという思いもあり、その媒体としてブログを選びました。

今回カレッジ卒業にあたり、タイトルにもある「カナダ留学」も一つの節目を迎えることになります。ブログを辞めたり、タイトルを変えるような予定は今の所ありませんが、また自分自身、新たな気持ちで記事を書いていきたいと考える次第です。本ブログを読んでくださっている皆様のおかけで、ブログ運営がとても有意義なものとなっています。本当にありがとうございます。そして今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

さて卒業後についてですが、カレッジ卒業後に3年間のワークパーミットが取得できる予定です。自分の進路や将来等まだしっかりと述べられないのですが、地に足をつき、自分の出来る範囲でまた一つ一つ頑張っていきたいと思っています。

長くなりましたが、カレッジ卒業にあたっての自分の気持ちとこのブログについて書きました。カレッジ卒業は今後の人生における一つの通過点ではありますが、それでも今の私にとってはとても大きな節目でした。ここで得られた様々な経験や知識を糧に、今後の人生を歩んでいけたらと思います。 

入学当初の記事も宜しければどうぞ!

【カナダ】Co-op収入+カレッジ授業料のタックスリターン(Tax Return)

先日、Co-op期間1年分の収入(2018年度)+カレッジ授業料分(2017年度)のタックスリターンのお金が振り込まれていました。Co-opで1年間働いた約4万ドルの収入+授業料1.5万ドルで、タックスリターンは驚きの5千ドル近く!今回は一括で銀行口座に振り込みとなったため、かなり大きな臨時収入となりました。

  • タックスリターンとは
  • 申請
  • まとめ
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