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光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

バンクーバーで見られる中国文化(中山公園、お寺)

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今回はカナダ、特にバンクーバーにおける中国文化のお話をしたいと思います。

中国系移民の多いバンクーバー

現在バンクーバー周辺には多くの中国系移民が暮らし、バンクーバーに隣接したリッチモンドなどの都市では20万人近い人口の約半分が中国系移民を占めるなど、いまやバンクーバー文化は中国抜きには語れません。リッチモンドは私も住んでいましたが、街の至る所に漢字が溢れ、街を歩くと英語と同じかそれ以上に中国語が聞こえてきます。

中国人向けのショッピングモールやお店も数多く存在し、中には中国語でしかお客さんに対応しない様なお店も存在しているようです。カナダには24Hやmetroといったフリー新聞が駅や道の至る所に置いてあるのですが、それらと一緒に全て中国語で書かれた新聞も置いてあります。いまや中国語だけで生活ができてしまう街がカナダには存在しているのです。

住民の約5割が中国系のリッチモンド(写真はRichmond-Brighouse駅のホームから)。

リッチモンド

駅を一歩下りると、街中には至る所に漢字が溢れています。

リッチモンド街並み

中国系移民が増えた背景

バンクーバーに限らず、カナダ全体を見ても中国系移民の比率は高いです。その理由は幾つかある様ですが、その背景の一つに投資移民と呼ばれる制度があります。

この制度は160万カナダドル(日本円で約1億4千万円)の資産をもち、かつ80万カナダドルの投資を5年間行った外国人に優先的に永住権を与えるもの(参考:カナダ投資移民の最新情報, 2016年度)で、かつてこの制度を利用して多くの中国系富裕層のカナダ移住が相次ぎました。97年に香港がイギリスから変換され、共産党の中国政府の影響が強まることを懸念した人々が増加したこともカナダ行きに拍車がかかった一つの要因のようです。

本来この制度は裕福な移民がカナダ国内で事業活動を行ない税収が増えることを期待したものでしたが、不動産や株式にばかり資産が集中。実体経済への貢献が思ったよりかなり小さかったようです。その他にも、中国語の案内板設置や社会福祉の負担増など、カナダ政府も問題視していて、2012年以降は投資移民制度の無期限停止や制度見直しを図っています。

バンクーバーに根付く中国文化

こういった背景もあり、バンクーバーには中国文化が色濃く根付いています。そんな観光地を二つほど紹介したいと思います。

以前も紹介したチャイナタウン。ダウンタウンの真ん中にあります。

チャイナタウン写真

チャイナタウンにある中山公園(Dr.Sun Yat-Sen Classical Garden)です。中国の政治家・孫文を記念して名付けられた公園で、バンクーバー以外だと中国と台湾にもあります。

中山公園

ダウンタウンの高層ビル群を背景に、自然あふれる美しい中国庭園が広がります。

中山公園2

孫文(孫逸仙、Dr.Sun Yat-Sen)の銅像です。

孫逸仙銅像

こちらはリッチモンドにあるお寺(International Buddhist Society)。Richmond-Brighouse駅から403番のバスに乗って約15分の所にあります(WB Steveston Hwy FS Mortfield Gateで下車)。

International Buddhist Society

多くの中国人の方がお参りに来ています。私のような観光客の方も見られました。

中には 極彩色で金色の大仏や観音像が多く鎮座していました。

本堂

カナダに居ながら、東南アジアの居るようなエキゾチックな雰囲気を感じる事ができます。 

まとめ

日本では近年中国人による爆買いが話題になっていますね。また北海道などでの不動産投資も大きく取り上げられています。外国人の受け入れは、大きな経済効果をもたらしてくれる一方で、それらによるデメリットやリスクも十分に考えていく必要があります。現在の世界情勢を見ると、カナダの中国人に限らず、ヨーロッパやアメリカを中心に移民排斥の声が大きくなってきています。移民問題はなかなかデリケートで、どうするのが正解とはなかなか言えない難しい問題ですが、各国が真摯に移民問題と向き合い、文化的、人種的に上手く融合して共存できる社会になると良いですね。

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