Pythonのvenvモジュールで仮想環境を簡単構築
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Pythonのvenvモジュールを用いた仮想環境構築手順です。仮想環境を用いることで、例えばPython2系とpython3系などを一つのコンピュータ上(MacOS等)に入れられるようになります。異なるバージョンのライブラリを使い分けたい場合等にも便利です(Python 3.6〜)。
下記コマンドでカレントディレクトリにmyenvという名前のディレクトリが作成されます(myenvはお好みの名前に変更してください)。 この名前(myenv)が仮想環境の名前となります。
python3 -m venv myenv
.コマンドで下記コマンドを実行すると、仮想環境に入ることができます。
. myenv/bin/activate
仮想環境に入ると、プロンプトの先頭に(myenv)と表示されるようになります。
(myenv)$
以上で終了です。仮想環境から抜けたい場合は、deactivateコマンドを打ちます。
(myenv)$ deactivate
以上の手順で仮想環境を簡単に導入することができます。必要なライブラリをインストールして環境を構築していきましょう。なお仮想環境下ではpythonコマンドでpython3を実行することが可能です。