光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

サンクスギビングデー(感謝祭)について

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日本は体育の日で3連休になりましたね。時を同じく、カナダも来週月曜日はサンクスギビングデー(感謝祭)でカレッジも3連休です。入学して一ヶ月経ちましたが、課題とテストとプレゼンで毎日が修羅場(w)の連続なので、久しぶりにゆっくり休みたいです。引っ越して部屋の整理もちゃんと出来ていないのでそちらも片付けないと。。。といっても来週に向けてやることが沢山あるので、月曜日はそちらで潰れそうですが・・・。

サンクスギビングデー(感謝祭)とは

ところで、サンクスギビングデーって何に感謝する日なのかずっと気になっていたので今更ですが少し調べてみました。wikiによると次のように書かれています。

感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住したピルグリム・ファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。ピルグリムがプリマスに到着した1620年の冬は大変厳しく、大勢の死者を出したが、翌年、近隣に居住していたインディアンのワンパノアグ族からトウモロコシなどの新大陸での作物の栽培知識の教授を得て生き延びられた。1621年の秋は、特に収穫が多かったので、ピルグリムファーザーズはワンパノアグ族を招待して、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。

引用:感謝祭 - Wikipedia

なるほど、イギリスがアメリカに来た当初の植民地時代に遡るのですね。そういえば「感謝祭」と聞くと勝手にインディアンを連想していましたが、遠からず当たっていましたね。日本のお正月のように、感謝祭は家族や親戚が皆で集まって食事をする大切な行事の一つなのだそうです。

なお感謝祭はアメリカとカナダにあって、アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっています。

カナダの感謝祭も、プリマス植民地での出来事を記念するものと考えられており、独立戦争後にアメリカ合衆国から英領カナダに移住した王党派(ロイヤリスト)が持ち込んだ習慣である。

カナダとアメリカはいまや別の国ですが、やはり同じルーツを持っているので共通する部分も多いようです。

ターキー(七面鳥)を食べる理由

そしてもう一つの疑問が、サンクスギビングデーにターキー(七面鳥)を食べる習慣についてです。カレッジの教授も今週末はターキーの丸焼きを焼いて食べると行っていました。この時期にスーパーに行くと小さいのが並んで売っていたりしますね。サンクスギビングデーは、別名「七面鳥の日(Turkey Day)」とも呼ばれるほど両者には深い繋がりがあるようです。

サンクスギビングにターキー食べるようになったのはどうも色々説があるようで、はっきりとこれというのは分からなかったのですが、下記の説が今のところ有力みたいです。

そこで、無事に作物を収穫できたことと、ネイティブ・アメリカンへの感謝の気持ちを込めて、彼らと一緒にご馳走を食べたということから、この“感謝祭”が始まりました。祝いの席には、収穫したトウモロコシやかぼちゃ、そして“七面鳥”が供されたそうです。

引用:クリスマスと七面鳥、じつは…|コラム|食|CYBERHOME(サイバーホーム)

上にも出てきましたが、プリマス植民地時代にアメリカ大陸に住んでいたインディアン。彼らは飢餓で苦しむイギリス入植者に作物の栽培技術を教え、翌年には十分な収穫ができたことから、イギリス入植者はその感謝の気持ちを込めて彼らを招いて感謝祭を開きます。そこにインディアンが持ってきたのが七面鳥なのだそうです。以来、感謝祭では七面鳥を食べるのが習慣になったのだとか。

日本でもお正月はおせちを食べるのが習慣なように、海外の祝日と食べ物の関係について調べてみるのもなかなか面白いですね。

まとめ

カナダに来てからずっと疑問だったサンクスギビングデーについて調べてみました。祝日をただ何となく過ごすのではなくて、その背景を知ることでより有り難みが出てくるかもしれません。ここまで読んで頂き有難うございました。