【旅行記11】ビクトリアの古城クレイグダロックキャッスルを見学
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前回の続きになります。今回はビクトリアを代表する建造物、クレイグダロック城(Craigdarroch Castle)に行きます。個人的にとても楽しみにしていた場所の一つです。
クレイグダロック城とは
クレイグダロック城は1890年にロバート・ダンスミュア男爵の邸宅として建てられたお城で、現在はビクトリアの歴史博物館として一般公開されています。ビクトリア王朝時代の家具や装飾品のほか、当時カナダで裕福だった一族の暮らしを垣間見ることができます。丸いアーチや円柱状のタワーが特徴的なその建物の形状は、後にリチャードソン・ロマネスク建築としても知られようになる等、建築学的にみても価値ある歴史的建造物です。カナダの国定史跡(National Historic Site)にも指定されています。
クレイグダグロック城の行き方
ビクトリア市街からは徒歩でも行けますが、若干遠いのでバスに乗った方が便利です。フォートストリートから出ている11番(14または15番でもいけます)のバスに乗り、Eastbound Fort at Fernwoodで降ります。
バスの進行方向に歩くと次の様な標識があるので、そこを右折し坂を上るとお城が見えてきます。
クレイグダロック城を見学
坂を上ること数分。着きました、クレイグダロック城!!
本当にお城だ・・・。とりあえず表側までぐるっと一周してみる事に。横から。
そしてこちらがお城正面。迫力ありますね!
いつかこんな家で優雅な上流生活を送ってみたいです!
満足したところで、早速中へ入って行きましょう。
料金は大人$13.95になります。下にちょっと書いていますが、入り口で日本語のパンフレットが貰えます。とても詳しく書かれているので、是非ゲットしておきましょう。また注意点として、バックパックを背負って入るのは禁止されています。ですのでバックは前に持つか、フロントに預ける事もできるので利用しましょう(私は預けました)。
見学は基本一方通行で、1階から4階まで(下りは別ルートになります)順番に進んでいきます。一部屋ごとにパネルによる説明があり、各部屋の使われ方や家族の暮らしぶりを知る事が出来るつくりとなっています。
パネルには当時の写真も一緒に掲載されています。
ダイニングの食器も当時のものを再現。
クレイグダロック城は戦時中病院としても利用され、その後はビクトリアカレッジの校舎として20年間使用されていたこともあるそうです。下の写真は当時ビクトリアカレッジの天文学、フランス語、ギリシア語のクラスとして使用されていた部屋になります。部屋の名前が病院に由来した「Ward 2」と呼ばれていたというのも面白いですね。
階段のロビーではギターとバスによるデュオ演奏が行われていました。
パネルのみの部屋も。お城のデザインやダンスミュア―家の系図や歴史等、当時の写真と一緒に鑑賞することができます。
三階には立派なビリヤード台が。これぞ貴族の嗜みですね!
こちらは客室。素直に美味しそうです(※偽物です)。
こちらはダンスフロアになります。ダンスミュア家の社交行事に使われたほか、後のビクトリアカレッジではライブラリーとしても使われていたそうです。
ピアノも置いてありました。流石のSteinway。古いけど趣がありますね。
4階には展望台がありました。ぐるりとビクトリア市街を見渡すことができます。
絶景かな!
帰りのルートには浴室がありました。なんか狭い気がする・・・(^^;) 家の中には全部で3つ浴室があるらしいです。
当時ダンスミュア家に仕えていた家政婦さんのスケジュールが書いてありました。一日の仕事が15時間に及ぶ事もよくあったそうです。
最後の部屋はもう一つのダイニング。こちらのダイニングではダンスミュア家が朝食やランチを取っていたようです。
出口近くにはお土産屋さんもありました。
以上になります。クレイグダロック城いかがでしたか?お城好きの人には堪らない場所だと思うので、是非行ってみて下さい。市内からも近いのでお勧めです!あと今回写真が無くて紹介出来ませんでしたが、お城の中にあるトイレがちょっと洒落てるので行った際にはそちらも覗いてみて下さい。
続きはこちらです。