光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

【観光】ナイアガラの滝で大迫力のクルーズを満喫(トロント)

スポンサーリンク

先日、カナダの有名なナイアガラの滝に行ってきたので紹介したいと思います。

ナイアガラの滝(ナイアガラ・フォールズ)とは

ナイアガラの滝(アメリカ~カナダ)は、イグアスの滝(アルゼンチン~ブラジル)、ヴィクトリアの滝(ジンバブエ~ザンビア)と並び世界三大瀑布の一つとして世界的にも有名な滝です。ナイアガラの滝はエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川にあり、カナダとアメリカの国境となっています。ほかにも、留学生の間ではビザの切り替えができるレインボーブリッジがあることで有名な場所でもあります。

地図

ナイアガラの滝はカナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つから構成されていますが、観光としてはカナダ側にあるカナダ滝が有名で、全体の9割の観光客が訪れるそうです。周辺には多くのホテルやレジャー施設が立ち並び、最も高い場所から滝を眺めることのできるスカイロンタワー(地上高158m/滝壺から236m)や、より近い位置から滝を見下ろす事ができるミノルタワー、ほかにカジノ等も有名です。レストランやショッピングが楽しめる場所も充実しており、年中多くの観光客で賑わっています。

ナイアガラの滝で楽しめるアトラクションも様々で、滝の眼前まで遊覧船で進むクルージング(Voyage to the Falls)、滝の裏側に行けるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ(Journey Behind the Falls)、滝の真上から眺めるヘリコプターツアーなど、盛りだくさんの内容です。夜には滝のライトアップや花火も楽しむことができます。また冬になると滝が凍るため、夏とはまた違った、クリスタルの様に輝く氷の滝を見ることができます。

ナイアガラの滝の行き方

更新中。トロントからナイアガラの滝に行くルートはいくつかあるようです。以下のHPが分かりやすいかなと思いましたので参考にしてみてください。
http://torontrip.info/niagara

ナイアガラの滝でクルーズを楽しむ

この夏、ホストファミリーから「週末ナイアガラ行くんだけど、一緒に来ない?」と誘われ連れて行ってもらいました。私自身とても行きたかったんですがバスや電車で行くのがなかなか大変そうで少し躊躇していたので、車で連れて行ってもらえたのはとても運が良かったです。ホストシスターが運転する車で、オンタリオ湖岸を高速で大体1時間半の道のりでした。

オンタリオ湖

途中、オンタリオの幽霊船とも言われている廃船を見かけました(マストの部分だけですが)。調べてみると、カナダ探検家のジャック・カルティエが使用した船のレプリカで、水上レストランとして使用する予定だったものが放火にあい、そのまま放置されているのだそうです(http://www.tomboy-urbex.com/ghost-ship-of-lake-ontario/より)。なかなか背筋がヒンヤリしますね(^^;)

幽霊船

そうこうしているうちに、ナイアガラの滝に到着。少し雲が多いですが、気にせず楽しみます!

駐車場

滝というのでもっと大自然の中を想像していたんですが、道路からも近く、周りにはホテルや建物がたくさん並んでいました。

建物群

一番右に見えるのは、ナイアガラで一番高いスカイロンタワーです。中は展望台となっていて、1時間に1回転する展望レストランで食事もできるそうですよ。

スカイロンタワー

滝までは駐車場から歩いて5分位です。ほんとに目と鼻の先という感じ。

そしてとうとう着きました、ナイアガラの滝!

ナイアガラの滝上流側

柵の直ぐ後ろを水が流れており、思った以上に間近で見れてかなりの迫力です。ナイアガラの滝は、2011年に日本人留学生が誤って柵から転落するという痛ましい事故が起きた場所でもあります。柵の上には絶対登らないようにして下さい。

すぐ目の前で滝壺に勢いよく落ちていく滝。先住民の言葉で「雷鳴の轟く水」と紹介されることもあるナイアガラの滝。学術的根拠はないそうですが、この迫力ある轟音を前にすると思わず納得してしまいます。

間近からの滝

風の向きにもよると思いますが、結構水しぶきが飛んできて体に当たります。

朝9時半と結構早い時間だったんですが、既に多くの観光客が来ていました。

観光客

この辺りの場所はテーブルロックと呼ばれ滝に向かってテラス状に張り出しているので、滝が落ちる様子を間近で眺める事が出来ます。

テーブルロック

テーブルロック2

下流側を取った写真です。手前のがカナダ滝、奥に見えるのがアメリカ滝になります。見えている船は「霧の乙女号」あらため「ホーンブロワ―・ナイアガラ・クルーズ」というクルーズ船です。滝の中心へ向かう、スリル満載のクルーズを体験できます。

滝の下流側の写真

この様にかなり近くまで滝に近づくので大迫力です。少し怖いけど、これにこれから乗ります(^^)

滝壺の写真

さて、クルーズ船にのるため少し下流側に移動します。奥に見えるのはレインボーブリッジ、橋の向こうはもうアメリカ合衆国です。手前を滑空しているのは、2016年に新しく登場した「ミストライダー・ジップライン(CA$49.99~)」というアトラクションのようです。楽しそうだけど・・・高所恐怖症の身には見るだけで十分かも(^^;)

ナイアガラ渓谷の上に通した約670メートルのワイヤーロープで滝に向かって最高速度60~80kmで滑空しながら、ナイアガラの滝を眺めることができます。

引用:http://www.oopsweb.com/news/16590

チケット売り場に到着。先程のジップラインのスタート地点も近くにありました。

クルーズ船チケット売り場

滝の間近まで船で近づく「Voyage to the Falls」の料金は、大人$19.95子供$12.25(4歳以下無料)。8月から11月の昼間しかやっていないようです。他にも、5月から10月の間はナイトクルーズでイルミネーションや花火も楽しめます(いずれも大人$35子供$31.5)。(詳しい情報は公式HPを確認してください→https://www.niagaracruises.com/tour-options

料金表

チケットを購入して入口へ向かいます。

クルーズ入口

人気アトラクションだけあって、長蛇の列(^^;)

長蛇の列

ボート乗り場のある場所にはエレベーターで下りていきます。

ボートが見えてきました。興奮と不安が入り交じって、ドキドキします!

入口でレインコートを貰えます。カナダ側は赤、アメリカ側は青のレインコートのようです。リュックや鞄の上からかぶりましょう。

レインコート配布所

前の組が帰ってきました。入れ替わりで乗船します。

船

船は二階建てで、思ったより広いです。最大600人まで乗れるんだとか。簡単な注意事項がアナウンスされ、

乗船直後の写真

いざ出発です!

少し進むと、最初に見えてくるのはアメリカ滝。

アメリカ滝

滝の水しぶきを間近で感じながらのクルージング。間近で見る滝のダイナミックさは圧巻の一言でした。

アメリカ滝2

何か滝の側に見えるなと思ったら、人でしたw かなり滝の近くまで歩いていけるんですね。風の洞窟(カッコいいw)ツアーというらしいです。

風の洞窟

アメリカ滝を過ぎ、メインのカナダ滝にだんだん近づいてきました。

カナダ滝

近づくにつれ、次第に激しくなる水しぶき、そして突風にも似た強い風。フード被っていても手で押さえていないと、すぐ外れるくらい風はかなり強いです。あと滝壺に近いせいか、船が結構大きく揺れます。

カナダ滝2

そして滝の中心へ。大きな水しぶき上がるたびに大きな歓声があがります。皆びしゃびしゃだけど、これは楽しい!ここでは高価なカメラは使うのはやめたほうが良いと思います(私はスマホカメラ使いましたがかなり濡れました)。

乗客

滝の目の前で反転していきます。

目の前で見るナイアガラの滝の姿は、まさに大きな壁のよう。自然の広大さを身に染みて実感できます。

壁の様な滝

約5分の滞在の後、船は滝から離れていきました。どこからともなく、大きな拍手と歓声が起こっていました。

帰りは反対側の景色を楽しみます。

帰りの景色

下から見たレインボーブリッジ。

レインボーブリッジ

約20分とあっという間のクルージングでしたが、一生の思い出になりそうです。

出口付近にはお土産コーナーもあります。

お土産コーナー

クルージングの後は、のんびりと散歩。ナイアガラの滝周辺には綺麗な花がたくさん咲いていました。

きれいな花

スカイロンタワーを正面から。

スカイロンタワー正面

いつの間にか人がかなり増えていました。天気も良いし、絶好の日和ですね(^^)

テーブル・ロックにあるウェルカムセンター。アトラクションのチケット売り場のほか、各種レストランやショップがあります。

ウェルカムセンター

滝の裏側に行けるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズや、滝の誕生を4D体験できるナイアガラズ・フューリー等のチケットはここで買う事ができます。セット販売もやっている様です。どれも楽しそうですね。

約3時間の滞在でしたが、とても満足する旅となりました。

 

さて、ナイアガラの滝のレポートは以上になります。いかがだったでしょうか。個人的にトロントに来ると決めた時からずっと行きたかった場所なので、念願が叶い本当に良かったです。トロント市街から意外に遠くて気軽に行ける場所ではないのは確かですが、語学学校なら学校のアクティビティで取り入れている所もあると思うので、是非一度足を運んでみて下さい。きっと感動できると思います。私も次回は冬の凍った滝を見にきたいなと思っています(^^) 最後まで読んで頂きありがとうございました。

B18 地球の歩き方 カナダ東部 2016~2017

B18 地球の歩き方 カナダ東部 2016~2017

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2016/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る