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【Netflix限定】Fuller House(フラーハウス)シーズン1のあらすじと感想

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NetflixでFuller House(フラーハウス)のシーズン1全13話見終わりました!

「フラーハウス」は90年代日本でも大人気となったドラマ「フルハウス」のスピンオフ作品です。フルハウスのキャストがほぼ再登場しているほか(ミシェル役のオルセン姉妹除く)、新メンバーも加入してより一層にぎやかな印象で生まれ変わりました。今年の2月放映開始なので時間が少し経ってしまいましたが、フルハウスは子供の頃よく見ていてとても好きな作品なので、私なりに紹介してみたいと思います。

注意:本記事には若干ネタバレが含まれています。

あらすじ

タナー家ダニエル(愛称ダニー)の長女だったドナジョー(愛称D.J.)は、消防士のトミー・フラーと結婚して獣医として働くかたわら、3人の男の子(ジャクソン、マックス、トミーJr)を育てる母親となっています。しかし夫であるトミーはD.J.が三男のトミーを妊娠中に火災で殉職。一人で3人の子供を育てることになったD.Jは、息子たちと共にサンフランシスコにあるタナー家に戻ってきます。

一年後、ダニーらはL.A.に引っ越すことになり、これから一人で三人の子供を育てていくことに不安を覚えるD.J.。ミュージシャンを志し世界を飛び回っていた妹のステファニー(相性ステフ)、イベント会社「ギブラー・スタイル」を経営していた親友キミーも居合わせる中、D.J.は多くのシングルマザーが居るのだから私も大丈夫だと強がります。

引っ越しの日、かつての恋人スティーブンの飼い犬コメット・ジュニア・ジュニアの出産や、トミーの世話に追われる中、今後の不安と責任の重圧に耐え切れなくなったD.J.は部屋で一人涙し、将来への不安を口にします。そして、それを偶然聞いてしまうステフとキミー。ステフはD.J.の本音を重く受け止め、強がるD.J.に対し、彼女がこれまで助けを求めず他人の為だけに尽くしてきたこと、今度は私が助ける番だと姉であるD.J.を説得します。キミーも親友として彼女がいかに大切だったか、今度は自分が支える番だと言い、一緒に暮らすことを持ちかけます。

そしてD.J.自身も二人の説得に心動かされ、将来がとても不安で怖かったと本音を吐露。ダニーから譲り受けることになった家で、3人の新しい共同生活が幕を開けることになります。

登場人物

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制作総指揮であるJeff franklinさんTwitterよりpic.twitter.com/TJu7UwLLpC

Fuller Houseでは、主要キャストであるD.J.、ステファニー、キミーの3人のほか、旧作品のキャストもほぼ出演しています。ミシェル役だったオルセン姉妹については、既に俳優業を退いていた事もあり都合がつかず、残念ながら出演は見送られてしまいました。新しい主要キャストも数多く出演しており、D.J.の子供であるジャクソン、マックス、トミー、またキミーの娘であるラモーナもD.J.家で共同生活を送ることになります。

Fuller Houseという名前について

もともと満員だった家(Full House)にさらに人が加りFuller House(Fullの比較級)となったのが一つの理由のようですね。そして主人公であるD.J.の苗字がトミー・フラーと結婚してタナーフラー(Tanner-Fuller)となったというのも、理由の一つだそうです。2つの意味を掛けた遊び心あふれるタイトルで、作品同様とても楽しくてワクワクしますね。

シーズン1を見終えての感想(ネタバレ注意)

最高に面白いです、Fuller House!

Full Houseのダニーを中心としたドタバタ劇は言うまでもなく面白かったですが、D.J.を中心とした新しいFuller Houseも、旧作のテイストはそのままに、スマホ依存の子供といった現代ならではの問題もうまく融合させ、とても良い作品に仕上がっていると思いました。旧作を意識したギャグや設定も出てきたりで、ファンとしてはニヤリとしてしまう場面がとても多かったです。

フルハウスといえば、それぞれのキャラクターも人気の理由の一つですね。D.J.は旧作と比べてだいぶ落ち着いた印象で、父であるダニーに似てきたと皮肉を言ったりする一方、夫であるトミーの死を乗り越え、新たな恋に踏み出そうとする恋多き女性の一面も見せています。妹のステファニーはDJタナーとして世界を飛び回り、かつてのジェシーのように何でも出来る叔母として子供達に慕われますが、恋人は取っ替え引っ替えしていて真剣な恋にはまだ遠い模様。D.J.の親友であるキミーは旧作そのままの天真爛漫さで周りを振り回し、子供のラモーナともまるで友達のように振る舞いますが、別居中の夫フェルナンドの前では一人の女性そして親としての表情も見せるなど、長い年月による成長も見ることができます。D.J.の子供のジャクソンマックスはいつも無邪気なトラブルメーカー。かつてのジェシーの用に少しキザで生意気なジャクソンと、ダニー譲りの潔癖症で聡明なマックス、まだ赤ちゃんだけど表情豊かなトミーの掛け合いはいつも面白おかしく、幸せな気分にさせてくれます。彼らD.J.一家が引き起こすトラブルの数々と、そこから見えてくる家族愛は、旧作を知るファンであれば納得できる内容になっていると思います。

Full Houseからは、ほかにもダニー、ジェシー、ジョゼフ、レベッカ、スティーブン等数多くのキャラクターがゲストとして登場します。特にスティーブンは、D.J.の同僚で恋敵でもあるマットのライバルとして、非常に味のあるキャラクターに成長していました。旧作の末っ子ミシェルだけは残念ながら今回出てきませんが、作中では度々ミシェルが言及されています。第一話ではミシェル役のオルセン姉妹の現実そのままに、ニューヨークで働いている為来れないという設定で、出演者全員が無言で画面外を見つめるという何とも粋な場面が有ります。ほかにもD.J.、ステフ、キミーの3人がミシェルの留守番電話に、彼女の口癖だった「You god it, Dude」(日本語でOK、ベイビー)を残すシーンがある等、たとえ作品に出られなくても、制作陣のミシェルに対する深い愛情を感じ取ることができました。

 

現在Fuller HouseはSeason1がNetflix限定で公開されていますが、すでにSeason2の制作も決定したそうです。旧作ファンなら絶対に楽しめる内容だと思うので、まだ見ていない方がいましたら是非見てみて下さい。私も今からSeason2が楽しみでなりません!