光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

中国に初めて旅行した感想②(地下鉄の持ち物検査、インターネット、衛生面等)

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中国旅行(北京+α)の雑感、前回の続きになります。

地下鉄や鉄道の持ち物検査

中国の地下鉄や鉄道では各駅で持ち物検査が行われています。機械に手荷物を通すチェックのほか、簡単なボディーチェックもあります。中国の地下鉄であれば、例えばスプレー缶等は持ち込みがNGとなっているそうです。日本だと持ち物検査は飛行機しかないので少し戸惑いますが、より安全に考慮したシステムとなっているかと思います。方法は簡単で、荷物を脇の機械に通して、自身はボディーチェックを受けるだけです。鉄道の入り口にも同様のチェックがあります。

地下鉄ボディーチェック

またこのような持ち物検査以外にも、中国の都市では警官やセキュリティの巡回や監視を良く目にしました。バスにも1名はセキュリティの人が乗っていました。友人の話によると最近国際会議が開かれたことが理由のようですが、強固な管理体制のもとテロや犯罪を未然に防いでいるようです。

海外のファーストフードも結構みかける

中国といえば中華料理です。日本でも北京ダックや餃子、回鍋肉など知れ渡ったものが多く、とても美味しいのですが、たまには食べたくなるのがマクドナルドやKFCなどのファーストフード。幸い中国でもこれらのファーストフード店はたくさんあり、メニューこそ違いますが手頃な値段でハンバーガーやフライドチキンなどが食べられます。あとはセブンイレブンもあって、おにぎりやサンドウィッチ、おでん等、品揃えも日本人好みのものがたくさん置いてありました。サンドウィッチは特に美味しいのでおすすめ!

セブンイレブン

味はちょっと違いましたが、おでんも置いてあります。

おでん
一方日本のお店もあるようですが数は少なく、私が今回北京で見かけたのは吉野家くらいです。友人によると上海ならもう少し多いようなのですが、中国で日本食レストランを期待するのはやめたほうが良いかもしれません。あとは日本食はほかの中華料理と比べて高めです。私も日本のラーメンが食べたかったのですが見かけたのは、味千ラーメンくらいでした。

衛生面は注意が必要

私自身、今回の旅行で色々な食べ物や飲み物を口にしましたが、体調を崩すことはありませんでした。ただ特に地方の屋台などでは、衛生的に十分考慮されているとはいえないようなお店もあり(地面に野菜が陳列されていたり、炎天下で生肉が売られていたり)、食べるものには注意が必要かなと思いました。水についても水道水ではなくペットボトルのものを飲むようにしましょう。

ペットボトル

写真は私が滞在中よく飲んでいた水ですが、どのメーカー品もほとんど味は変わりませんでした。

あとは中国国内は犬が多いです。ペットとしての犬だけでなく、地方都市ではリードに繋がれていない野良犬も多く見かけました。ワクチン接種されていない可能性があるので、もし見かけた場合は決して近づかない、触らないようにする必要があります。

インターネットの規制

多くの人にとって中国で一番の問題となってくるのが、インターネットの規制かと思われます。中国では政府によるファイアウォールによって海外の多くのウェブサイト、具体的にはFacebookやTwitter、Instagram、LINEといったSNSをはじめ、Youtube、Google、Gmailやグーグルマップ等が使用できません。YahooやYahooメールは使えますが、検索はできません。vpnを使うとこうした規制を回避できますが、現在中国ではvpnは規制対象となっており、政府認可のvpn以外は排除される方向にあるようです。従って海外旅行用のWifiレンタルを借りる、または携帯キャリアの海外ローミングを使用する等、別の対策が必要となります。

総評

前回、今回と中国旅行についてまとめました!初めての中国旅行ということで、中国の閉鎖的な印象もあり行く前は不安も多かったのですが、実際中国に入ってみると食べ物も美味しく、会う人も皆優しくてとても楽しく過ごすことができました。カナダのバンクーバーやトロントにはそもそも中国人が多いので、私自身中国文化に慣れてしまっていたのかもしれませんが、初めての人でも特に心配は無いのかなと思います。差別的なことを受けるようなこともなく、特に若い人は海外文化にとても寛容です。難点を挙げるとするなら言語の問題とインターネット規制でしょうか。こればかりはどうしようもないですが、前者なら中国語に自信が無い人はツアー旅行に参加してみる、後者ならWifiレンタルや海外ローミングを利用する等、手はあります。

もし中国に行きたくなったら必要以上に不安がらず、ぜひ楽しんできてください!