光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

アルテイルが15年の歴史に幕

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今週のお題「ゲームの思い出」

プロフィールにも書いているのですが、私はオンラインカードゲームが好きでこれまでにも色々やってきました。そんな中、以前やっていたアルテイルというゲームがこの夏でサービス終了になるとのことです。

【重要】サービス終了に関するご案内 | アルテイルイベントブログ

2006年のサービス開始以降、カードゲームにハマるきっかけをくれたゲームなのでとても寂しい・・・。2006年といえばまだ私が大学生の頃。かなりのお金と時間を費やして学生時代は一人黙々とやっていた記憶があります。

以下、ちょっと踏み込んだ話になりますが最後ということで・・。

 

これはカードゲーム全般に言えますが、一概にゲームと言ってもそこには戦略や経験、知識が必要で、ただ闇雲にやっていても勝てません。相手ファイル(デッキのこと)との相性だけでなく、各カードを何枚入れるか、カードの組み合わせ、ファイルの重さ(出すためのコスト)等、ファイル構築が非常に重要になってきます。

またアルテイルにはドロー(カードを引くこと)という概念が無く、対戦中に使うカードプール(30枚)は最初から全て自分の手中にあるのが特徴です。従ってランダム要素は比較的薄く(勿論多少はありますが・・)、対戦の流れ(カードを出す順番等)を構築段階からある程度コントロールできるので、自分のやりたい事が出来たら勝てるゲーム、逆に言うと相手にやりたい事をやらせなければ勝てるゲームだったかと思います。当たり前に聞こえるかもしれませんが、双方が相手の思い描く展開をどのように潰しつつ自分のやりたい事を通すか、そういった駆け引きにアルテイルの面白さがありました。

勿論悪い点もあって、例えば度々環境が所謂壊れカード(極端に強いカード)で溢れかえり、このカードを入れたファイルとそのメタ(対抗できるカードやファイル)ばかりになったことも何度かありました。メタゲームは環境を読んでどう立ち回るかの面白さがあり私自身はとても好きでしたが、その数が尋常でなく、またカードのドローが無いファイルシステムの特性上、対戦の流れがほぼ一律、またファイル相性によってはほぼ数手で勝負が見えてしまうこともあって反対意見も多かったように思います。またランダム要素が極力排除されているため、新しく初めた人は上級者にほとんど勝てず辞めていった人も多かったのではないでしょうか。

 

ただ、このように欠点もありますが、私にとってアルテイルというゲームは理詰めで考える楽しさを教えてくれた、戦略性の高いゲームでした。またそこで知り合った仲間達とはその後も別のゲームで遊んでみたりと、とても思い出深いゲームです。今回アルテイルがサービス終了となるのはとても残念ですが、アルテイルNEOという新しいゲームが始まるようなので、時間が許せばまた遊んでみたいなと思っています。

アルテイルNEO公式