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光のカナダ留学blog

30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

4月から始まるオンラインゲームの有料ガチャ規制、その効果のほどは?

雑記

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皆さんはオンラインゲームを何かやったことがありますが?実は私はかなりのカードゲーム好きで、高校生の頃から何かしらのカードゲームをずっとやってきました。オンラインのカードゲームといえば、お金の掛かる代名詞の一つです。

カードゲームの要素としてはよく、プレイング、デッキ構築、資産、運の4つが挙げられます。中でも資産はとても重要で、ゲーム内で継続して勝っていきたいなら、新カードが発売されるたびに集めていく必要があります。これは基本的に新しいカードは強いカードの傾向がある為で(そうでないと売れない為)、お金をかけた分だけが強くなるという節がどうしてもあります。

さて、カードゲームのカードを集める方法としては有料ガチャが一般的です(カードが固定されている商品もありますが)。ガチャの由来は100円とかを入れるとカプセルが出てくるあのガチャガチャです。

カードゲームだと、ガチャという名前は使わずパックという名前のところも多いですが、基本的に全て同じで、ある決まった枚数のカードプールの中からレア度に応じてカードが出現するものです。レア度によって出現する確率が異なっていて、高いレア度のカードであれば当然出る確率もかなり低く、カードとして強力なもの多くなっています。

4/1より有料ガチャへの新ガイドラインが施行

そんな有料ガチャですが、3/25に日本オンラインゲーム協会から次のガイドラインが示されました。

【ガイドライン上の該当事項】
3. 有料ガチャの設定に関する事項
(1)有料ガチャにおいてガチャレアアイテムを提供する場合、以下のいずれかを遵守するものとする。
a. いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額(その設定された提供割合から期待値として算定される金額をいう)の上限は、有料ガチャ1回あたりの課金額の100倍以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額または倍率を表示する。
b. いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額の上限は50,000円以内とし、当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額を表示する。
c. ガチャレアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する。
d. ガチャアイテムの種別毎に、その提供割合を表示する。

当該記事にございます「課金上限額5万円」という内容に関しましては、課金そのものの上限金額ではなく、いずれかのレアアイテムを取得するまでの“推定金額”を定めるものとなります。
また、「当たりの確率を明示する」という箇所に関しましても、上記ガイドライン上での表記の通り、a~dの4つの設定のうち、あくまで“いずれか”の条件を満たすことを求めているものとなります。

引用:http://www.japanonlinegame.org/

全文はこちら:http://www.japanonlinegame.org/pdf/JOGA20160401.pdf

オンラインゲームやソシャゲをやっていない方にとっては馴染めが無い話題かもしれませんね。2016/4/1から施行されるこのガイドライン。カードゲームに限らず、有料ガチャやランダムでアイテムが出現する商品を扱う全てのソシャゲ、オンラインゲーム会社が遵守しなければならなくなります。

背景には、高額の課金をしても欲しいカードが手に入らないという苦情が消費者庁に大量に寄せられ、法規制が必要と言う声の高まりがあります。最近ではクランブルストーリーというゲームが話題になり、新ガイドライン制定の後押しとなりました。

新ガイドラインの効果は?

ではこのガイドラインがどの程度効果があるのか見ていきたいと思います。

上に示されたガイドラインではa、b、c、d4つの基準が定められていますが、肝となる文言が一番最初の文章にあります。

 

(1)有料ガチャにおいてガチャレアアイテムを提供する場合、以下のいずれかを遵守するものとする。

 

要するにa、b、c、d全てを満たす必要はなく、どれか一つさえ守れば基準クリアとなるいということです。a、b、c、dの中で金額についての基準が書いてあるのはaとbですが、cとdについてはガチャ出現確率の表示でOKと書いてあります。これはどういう事かというと、最高レア度のカード出現確率がとてつもなく低くても(0.05%とか)、その確率が明示されていれば売っても構わないという事になります。

あまりに確率が低いと理性が働いて購入を控えるのでは、と思う方も居るかもしれませんが、実はそう単純にいかないのが有料ガチャです。上で書いた通り、強いカード=レア度が高いという図式が成り立つガチャでは、人の'物欲'が理性を凌ぐことが往々にしてあります。

そのカードがあればゲームで優位に立ってランキング上位にいけるかもしれない、周りに持っている人が居るのに自分だけ持っていないのは悔しい、見せびらかしたいという承認欲求などなど・・・。こういった気持ちは実際にやっている人にしか分からない感覚かもしれませんが実際に存在し、それが高額ガチャ課金の温床になっているのです。確率を示したからと言って、解決できるような単純な問題ではないのですね。

まとめ

個人的には、今回のガイドラインはあまり効果が無いのかなというのが率直な感想です。人の物欲というのは案外バカにできなくて、端から見ると無駄な事しているように見えても、本人にとっては至って普通の事であり(感覚がマヒしているとも言えます)、単純な理性のモノサシでは測れないところがあります。法律で抑えようとするならば、物欲を上から抑えこむような、より強制力のあるものが必要ではないかと思います。

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