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30歳で会社を退職。現在カナダ留学中です。

IELTSスピーキングのポイント(スコア6.0~6.5)

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今回はIELTS6.5を取得できた私の目線から、IELTSスピーキングで6.0~6.5のスコアを取るときのポイントについて書いてみたいと思います。なお本記事は全般的な内容となっています。各パート毎のポイントについては下の記事で書いています。

IELTSスピーキングの流れと概要 - Hikaru's note

IELTSスピーキングで陥りやすい問題

まずIELTSスピーキングで大事なのはとにかく話し続ける事です。前回載せた4つの採点基準に依ると、何も話さずに考えている時間(ポーズ)が多いと流暢さの点数が下がってしまうためです。しかし流暢さを気にするあまり、今度は語彙力や文法力の点数が下がってしまう、というのは良く陥りやすい問題です。どういう事かというと、英会話に慣れないうちは、英語を喋り続けようとすると同じ単語や似た表現ばかり使ってしまったり、文が単調になってしまうことが良く起こるからです。

 

ではこれをどう克服するかですが、これについては色々な表現を覚えて、何度も使って練習していくしかないのかなと思っています。こう言っては身も蓋もないですが、知っている事と話せる事は別物です。日本人はインプットは得意だけどアウトプットは苦手というのをよく聞きます。リーディングで意味は理解出来るのにいざ会話で使おうとすると中々出てこないのは、アウトプットの訓練が十分にされていない為起こります。

 

英語脳という言葉もありますが、例えば自分の自己紹介など何度も何度も繰り返し使ってきた英語については、特に頭で意識せずとも苦労せず口をついてすいすい出てきます。それはIELTS試験でも同じで、アウトプットの練習をしていないと、いざ長く話し続けようとすると、自分が普段良く使っている簡単な単語や表現ばかり使ってしまいます。文が単調になってしまうのも全く同じ理由で、これを解決するには、やはり繰り返し練習していくしかないのかなと思っています。  

 

IELTSスピーキングで6.0~6.5を取るには

ただ実はIELTSスピーキングの6.0とか6.5であれば、取るのに1年も2年もかかるという様なテストではありません。しっかりと練習すれば、日常会話+αのレベルで到達することが可能だと思います(私の場合は5.0→6.5まで約半年で取れました)。ではこの+αが何かという点ですが、次の二つを意識する事が重要になります。

(1)言い換え表現を覚える

一つ目は言い換え表現です。例えば英語で自分の意見を述べる際、I thinkがよく使われます。ではこれ以外にあと10個思いきますでしょうか。例を挙げると、I guess、I supposeは同じ様な使い方ができますし、In my opinionやI would say thatなどの表現でも自分の意見を表す事ができます。他にも文章を繋げる時に繰り返しがちなandやbut、also等の表現にもたくさんのsynonym(同意語、類義語)があります。こういった言い換え表現を一つ一つ覚え、日常的に繰り返し使って練習していく事がスコアを伸ばすコツです。

(2)少し難しい単語や表現を使う

二つ目は普段日常で使う英会話を少しだけグレードアップしてみることです。これは高校で覚えたレベルで十分です。AlthoughやUnless等の接続詞を使ってみるとか、高校で折角覚えたのに普段使っていない構文を試してみるなど、少しずつ覚えて会話に織り交ぜてみましょう。また形容詞や動詞を副詞(quite、a little bitなど)で修飾してやるだけでも、一歩上の洗練された文章になります。

 

6.0~6.5であれば、そこまで難しい語彙力や構文は求められません。IELTS対策本や高校教科書などに載っている使えそうな表現をピックアップし、会話の中で意識して積極的に使っていくことが重要です。繰り返すことでスコアを取るのに必要な流暢さと語彙力、文法が自然と身についていくかと思います。

なおIELTSでは発音と正確さもポイントになってきますが、これらは自分で気付きにくい事もあるので語学学校やオンライン英会話等で講師に見てもらう事をお勧めします。ただ個人的な意見としては、間違いや発音を気にするよりも、まずは話し続ける事に重点を置いて練習したほうが良いと思います。 

 

まとめ

IELTSスピーキングでまず大事なのは話し続ける事、その上で言い換え表現やちょっとだけ難しい表現を加えて練習していきましょう。 

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