IELTSリスニングで話されている箇所を見失わないコツ
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IELTSリスニングが難しい理由の一つに、文脈を聴きながらメモを取る必要がある事が挙げられると以前述べました。これはメモを取っている最中、"書く"という行為に意識が集中してしまい、その間はテープが今どこを話しているのか見失ってしまう事が起こってしまう為です。
特にテストに慣れないうちは、一旦見失ってしまうと多くの場合で焦りが生じてしまい、最悪そのセッションのそれ以降の問題は全て埋められないという事態にもなりかねません。従って、聞き逃してしまっても直ぐに今何処を話しているのかを把握し、立て直さなければなりません。
リスニングに役に立つLinkers
さて、この様な時に非常に役に立つのが"Signposts"と呼ばれるものです。
Signpostsは直訳すると「道しるべ」、すなわち自分が今どこに居るのか手がかりとなる様なものです。もう少し具体的に書くと、英語では「Linkers」(繋ぎの言葉、接続副詞)がこれに当たります。
例えば、誰もが知っているFor example、これは直ぐ後ろに例えが来る時に使われるLinkersですね。他にもIn additionは何か前の文章(語句)に別の文章(語句)を追加したい時に使われるLinkersになります。中学一年生で習うButやAndなんかもLInkersです。要するにSignposts=Linkersは、それを聴いただけで文章の流れが汲み取れるようなものになります。
Linkersには難しいものはほぼ無く、中学高校レベルのリスニング力でも意味が取れる様なものばかりです。何かIELTS問題集を買ってリスニングのスクリプトを見てみると多くのLinkersが使われている事に驚きますが、IELTSを目指しているレベルの方であれば、ほぼ全ての意味が分かると思います。
Linkersの重要性
IElTSリスニングは、このLInkersを"意識して"聞く事が文脈を掴む上でとても重要になります。Linkersに対する意識を高めるよう心掛ける事で、今居る場所をたとえ見失っても割と直ぐに戻ってこれます。
Linkersを意識するもう一つのメリットは、問題を目で追いやすくなる、つまり空欄前後の文脈をより集中して聴けるようなります。スコアアップに繋がるという事ですね。この文章読んでいるだけではあまり分からないかもしれませんが、普段意識しないだけで誰もがLInkersを頼り英語を聴いている筈です。是非IELTSでも、Linkersを意識してみて下さい。
Linkersの例
最後に、私が習った幾つかの分類について、Linkersの例を挙げたいと思います。どれも難しくないものですので、意識して聴いてみて下さい。
Addition
In addition / and / Also / Another / Furthermore / moreover / As well as
Contrast
However / but / Nevertheless / While / On the other hand / Although / In comparison / In contrast / yet / Whereas
Sequence
First / Second / Finally / Meanwhile / After / The first / The next / Then
Cause/effect
Therefore / Due to / Thus / Because / Consequently / As a result / That is why / So
Conclusion
In conclusion / In summary / To conclude / Overall / In other words / To summarise
Exapmles
For example / For instance / Such as